胸部X線でのすりガラス陰影の見え方
すりガラス陰影とは
胸部X線撮影で見られるすりガラス陰影(ground‑glass opacity)は、肺組織内がかすかに濃くなったぼんやりとした像です。
見た目の特徴
実際の肺実質が完全に固まっている(consolidation)わけではなく、肺血管や気管支の走行がまだ一部見える点が特徴です。すなわち、肺の密度がやや上がっているが、空気腔が完全に消失していない状態です。
原因例
- 間質の肥厚
- 炎症による浸潤
- 液体の貯留(例:肺水腫)
これらの要因により肺実質の密度が増し、すりガラス様のぼやけた影が生じます。
