地面に巣を作るスズメバチやミツバチに踏み込んだときの対処法
地面に巣を作るスズメバチ・ミツバチ
北米だけでもスズメバチは約500種、ミツバチは約3,500種が確認されています。そのうち99%は脅威を感じたときだけ攻撃します。地面に巣を作るスズメバチやミツバチは、乾燥した未耕作の土壌に小さな土の山(高さ2〜5インチ)を作ります。土の山の根元からは土の小道が伸び、巣は日当たりの良い乾燥した場所や長い草・雑草の下にあります。活動期間は地域にもよりますが、概ね7月中旬から8月下旬です。
巣を踏んでしまったら
地面で虫が往来しているのが目に付いたら近づかないようにしましょう。もし巣を踏んでスズメバチやミツバチが周囲に飛び回ってきた場合、叩いたり振り払ったりしないでください。できるだけ速やかに安全な場所、できれば屋内へ移動します。止まって待つと逆に攻撃が激しくなるため、顔や目をできるだけ守りながら走って離れましょう。
スズメバチ・ミツバチに刺されたときの症状
多くの人は刺された部位に痛み、かゆみ、腫れ、赤みといった局所的な反応が数時間続きます。約1%の人はアレルギー反応(アナフィラキシー)を起こし、全身に蕁麻疹や発疹、呼吸困難、めまい、吐き気、口や喉の腫れが現れます。アナフィラキシーは緊急の医療処置が必要です。
応急処置と治療
軽度の反応の場合は、刺された部位を清潔にし、刺し針が残っていれば除去します。その後、冷却ジェルや氷嚢で冷やし、痛みと腫れを和らげます。抗ヒスタミン薬の内服でかゆみや腫れを抑えることも有効です。
アナフィラキシー症状が出た場合は、救急隊が到着するまでできるだけ早く救急車を呼び、医療スタッフによるステロイド、抗ヒスタミン薬、必要に応じた気道確保(気管挿管)などの処置を受ける必要があります。
