蚊に刺されるとどうなるか:症状・予防・対策
影響
蚊に刺されたとき、軽い刺し傷やチクッとした感覚を感じることがありますが、多くの場合、蚊が血を吸い終えて飛び去った後に気づきます。数分以内に小さな隆起ができ、直径約1.3センチメートル程度の赤い斑点に囲まれます。痒みは2日から10日続くことがありますが、掻きむしると痒みが悪化し、感染のリスクが高まります。
予防・対策
雨樋や子どもの足湯用プール、バードバスなどの溜まり水を除去することで蚊の繁殖を抑えられます。DEETやピカリジンを含む虫除けスプレーを使用し、肌の露出をできるだけ少なくする服装を心がけましょう。蚊は早朝と夕方に活発になるため、その時間帯の屋外活動を控えると効果的です。痒み止めとして、市販のクリームやローション、抗ヒスタミン剤(眠気が出ることがあります)も有効です。
警告
蚊は西ナイル熱、マラリア、デング熱、黄熱病などの重大な感染症を媒介します。症状はインフルエンザ様で、吐き気・嘔吐・激しい頭痛・発疹・黄疸・意識混濁などが現れることがあります。蚊に刺された後にこれらの症状が出た場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
分布地域
蚊は世界中に生息していますが、媒介する疾患は地域によって異なります。米国では西ナイル熱が主な懸念で、特にカリフォルニア州で多く報告されています。デング熱は南米・アフリカ・アジアの熱帯地域、オーストラリア一部、メキシコ沿岸、テキサス州リオグランデバレーでも見られます。マラリアは熱帯地域の南米、アフリカ、アジア、太平洋諸島で主に発生し、メキシコの一部でも報告されています。
生態・役割
蚊は雌が血液を吸うことで卵を産むために必要なアミノ酸を得ます。雌は一度の産卵ごとに血を吸い、寿命2〜3週間で約250個の卵を数回産みます。雄は花の蜜だけで生活し、血を吸いません。
