閉経の検査と診断
米国メイヨークリニックによると、閉経を迎える女性の平均年齢は51歳です。閉経への移行は、最初は月経周期が不規則になる更年期前期(ペリメノパウス)から始まり、12か月連続で月経がない状態になると正式に閉経と診断されます。一般的な症状だけでなく、医学的な検査で確定診断を行うことも重要です。
閉経の定義
閉経は、卵巣と副腎で分泌されるホルモンが減少し、自然に妊娠可能性と月経サイクルが終了する状態です。ホルモンの低下に伴い、ほてり、気分の変動、睡眠障害などの身体的症状が現れます。
閉経の診断
多くの女性は症状や月経の変化から自覚的に閉経を判断できますが、症状が強く不安な場合や医師の確認が必要な場合は、診断のための医学的評価が行われます。
閉経の検査
医師が閉経を正確に診断するために、主に以下の3つの血液検査を実施します。
- 卵胞刺激ホルモン(FSH)
- エストラジオール(エストロゲン)
- 甲状腺刺激ホルモン(TSH)
FSHとエストラジオールの検査
閉経が進行すると、FSHの値は上昇し、エストラジオールの値は低下します。この二つのホルモンレベルを測定・比較することで、閉経の進行度合いを判断できます。
TSH(甲状腺刺激ホルモン)検査
甲状腺機能低下症(甲状腺が低下している状態)は、閉経と同様の症状(体重増加や不妊)を引き起こすことがあります。そのため、TSH検査を行い、症状が甲状腺機能低下によるものか、閉経によるものかを区別します。
