医師が最後の月経開始日を聞くのは、妊娠がすでに起きているからではなく、出産予定日を計算するためです
最後の月経開始日(LMP)の意味
医師があなたに最後の月経開始日(LMP)を尋ねるのは、妊娠がすでに起きているかどうかを確かめるためではありません。LMPは、妊娠の推定出産日(EDD)を算出する基準として用いられます。通常、EDDはLMPの初日から約40週(280日)後とされます。
排卵と受精のタイミング
排卵は、卵巣から卵子が放出されることを指し、次の月経開始の約14日前に起こります。たとえば、28日周期の女性であれば、周期の14日目が排卵日となります。この時期に性交渉があると、受精の可能性が高まります。
受精卵の着床
受精が成立すると、受精卵は約7日間子宮へ移動し、子宮内膜に着床します。このプロセスを「着床」と呼び、着床が完了した時点で胎児の成長が本格的に始まります。
推定出産日の算出とその限界
EDDは、排卵が次の月経開始の14日前、そして着床が排卵後7日後であるという平均的な前提に基づいて計算されます。しかし、個人差や周期の変動があるため、EDDはあくまで目安であり、正確な日付ではありません。女性ごとに多少のズレが生じることは自然なことです。
