腹腔に含まれる構造は何ですか?
腹腔は人体で最も大きな体腔で、消化器官のほとんどに加えて肝臓、脾臓、腎臓、副腎などが収まっています。腹腔は、へその上下にそれぞれ垂直・水平の想像上の線を引くことで、四つの象限に分けられます。
腹腔の四象限
右上象限(Right Upper Quadrant): 肝臓、胆嚢、胃の一部が含まれます。
左上象限(Left Upper Quadrant): 脾臓、膵臓、胃の一部が含まれます。
右下象限(Right Lower Quadrant): 大腸の始まりである盲腸、虫垂、小腸の一部が含まれます。
左下象限(Left Lower Quadrant): 大腸の終わりであるS状結腸、小腸の一部が含まれます。
消化器官以外に含まれる主な臓器
肝臓: 人体最大の臓器で、血液の解毒、胆汁の生成、グリコーゲンの貯蔵など多様な機能を担います。
脾臓: 免疫系の重要な構成要素で、血液のろ過を行います。
腎臓: 血液中の老廃物を濾過し、尿を生成します。
副腎: ストレス応答を調整するホルモンを分泌します。
このように、腹腔は消化、免疫、内分泌など多岐にわたる生理機能を支える重要な部位です。
