健康保険の保障ギャップとは何か

保障ギャップが生じる状況

転職、退職、転居、年齢の上昇などにより、健康保険の加入資格が失われると、保険は最終支払分の請求サイクルの最終日深夜に終了します。その瞬間から保険は完全に切れ、いわゆる「保障ギャップ」が発生します。


保険未加入時の医療費負担

保障ギャップ中に受診した医療費は全額自己負担となります。緊急時を除き、多くの医師や医療機関は前払いを求め、保険がない状態では治療を拒否されることがあります。


保険の再加入(再開)について

保険料未払いが原因でギャップが生じた場合、未払い分に加えて追加で1か月分の保険料を支払えば、保険の再開が認められることがあります。保険会社によっては、遡って治療費の一部を負担するケースもありますが、全額請求されるケースもあるため注意が必要です。


新たな保険加入時の注意点

保障ギャップの期間は新しい保険契約に影響します。多くの保険会社は、30日以上のギャップがある場合、既往症に対する待機期間(6か月~1年)を設定します。この期間中に発生した治療は新保険の対象外となります。


COBRA(米国の制度)による一時的な継続

雇用主提供の保険が失われた場合、連邦法COBRAに基づき最大18か月間、同一の保険内容を維持することが可能です。ただし、保険料は全額自己負担となります。このオプションを利用すれば、保障ギャップ中に発生する医療費の全額負担を回避できます。

家族の健康保険 - 関連記事