妊娠最終期に飛行機での移動は安全ですか?

妊娠中の飛行機利用は一般的に安全とされていますが、特に最終月(第3トリメスター)になるといくつかの注意点があります。航空会社によっては妊娠後期の搭乗に制限を設けている場合があるため、予約前に必ず確認してください。

低酸素(ハイポキシア)

機内は加圧されていますが、地上の大気圧よりは低く、酸素濃度がやや下がります。心臓や肺に持病がある妊婦は低酸素に敏感になる可能性があるため、搭乗前に医師と相談しましょう。

深部静脈血栓症(DVT)

妊娠は血液が凝固しやすくなるため、長時間座り続けると血栓ができやすくなります。飛行中は数時間ごとに立ち上がって歩く、水分を十分に摂取する、ゆったりした服装を選ぶなどの対策が有効です。

早産のリスク

飛行自体が早産を直接引き起こすわけではありませんが、ストレスや脱水、時差ぼけなどが早産の誘因になることがあります。早産リスクが高いと診断されている場合は、医師とリスクとベネフィットを十分に検討してください。

放射線被曝

航空機は高度が高いため宇宙線による放射線量は地上よりやや高くなりますが、通常のフライトで受ける量は極めて少なく、胎児に影響を及ぼすほどではありません。

最終月に飛行機を利用する際は、必ず産科医と相談し、個々の健康状態に応じた予防策や注意点を確認しましょう。

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