集中治療看護のストレス要因
病院のどの部署で働く場合でもストレスは避けられませんが、特に救急室や集中治療室では患者の容体が急変しやすく、看護師は即座に対応しなければならないため、精神的負担が大きくなります。
人員不足
経験豊富な看護師が足りないと、ユニット全体のスタッフが不足し、看護師一人当たりの担当患者数が増えてしまいます。このような状況は大きな精神的負担となります。
残業
看護師の不足により残業が常態化すると、燃え尽き症候群やストレスが蓄積しやすくなります。
コード対応
集中治療看護師は他フロアでのコード(緊急蘇生)に呼び出されることがあります。患者情報が全く分からない状態で標準プロトコルに従って対応しなければならず、精神的プレッシャーが高まります。
一次ケア
集中治療室では看護師が患者の入浴・食事・体位変換などの一次ケアも担当します。他部門では看護補助員が行うことが多いですが、ここでは看護師がすべて行う必要があり、負担が増します。
一対一のケア
人工呼吸器使用患者や自殺リスクのある患者など、特別な監視が必要な患者には看護師が一対一でケアを続けることがあります。長期間にわたり同じ患者を担当し続けることで、精神的・身体的ストレスが蓄積します。
新規入院患者の受け入れ
集中治療患者は高度なケアを必要とし、さらに新規入院患者が続くと、看護師は既存患者の安定を保ちつつ新たな患者の受け入れと初期ケアを同時に行わなければならず、過度な負担がかかります。
