病院のトリアージエリアとは?

トリアージエリアとは

トリアージエリアは、救急部や急患センターに設けられた専用スペースで、患者の症状の緊急度や重症度に応じて評価・優先順位付けを行う場所です。迅速かつ適切な医療提供を実現するための重要な役割を担っています。

トリアージで行われる主な流れ

1. 初期コンタクト

救急や急患で来院した患者は、まずトリアージエリアへ案内されます。トリアージデスクに配置された看護師や医療スタッフが対応します。

2. 情報収集

看護師は、主訴、既往歴、現在の症状、体温・脈拍・呼吸数・血圧といったバイタルサイン、痛みの程度などの重要情報を聞き取ります。

3. 評価・検査

簡易的な身体診察を行い、呼吸困難や不整脈、神経症状など緊急性の高い所見がないか確認します。

4. トリアージ分類の決定

収集した情報と患者の状態に基づき、色分けされた緊急度カテゴリを付与します。一般的な分類は以下の通りです。

  • 赤(レッド):生命に関わる重篤な状態。即時対応が必要。
  • 黄(イエロー):早急な評価・治療が求められる状態。
  • 緑(グリーン):比較的軽症で、待機時間が許容できる状態。
  • 青(ブルー):緊急性が低く、すぐに医療を要しない状態。

5. 治療・受診先への案内

カテゴリに応じて、鎮痛や酸素投与などの初期処置を行い、必要に応じて医師に相談します。その後、救急室、急患センター、外来診療など適切な治療エリアへ案内されます。

6. 継続的モニタリングと再評価

待機中も定期的にバイタルサインをチェックし、症状の変化があれば再度トリアージ評価を行い、緊急度を上げることがあります。

このようにトリアージエリアは、患者の流れを最適化し、重症患者を迅速に処置できる体制を整える重要な拠点です。

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