病院での死亡届手続きの流れ

死亡時刻の確認

  • 患者が生存状態で入院した場合、担当医が死亡証明書の「主治医」として記載されます。担当医の勤務時間中に死亡した場合、その医師が救命不能と判断した時刻を記録します。担当医が不在の場合(例:担当医が退勤後に死亡した等)、別の医師が「宣告医」として死亡時刻を記録します。

  • 「死亡到着(DOA)」の場合、医師は生理的所見や救急隊員の証言をもとに死亡時刻と原因を推定します。患者の既往歴に応じて、解剖や毒物検査が行われ、死因の推定は検死官や検死医が担当します。

死亡診断書の作成

  • 遺体はまず病院の検死室へ搬送され、死亡診断書の標準様式に必要事項を記入します。通常、担当医が死亡場所・時刻・推定死因を記載し、死因に関与した可能性のある疾患や状況にチェックを入れます。

  • 死因が不明な場合でも、検体検査の結果待ちとして他の項目は先に記入できます。死因欄に「不明」と記入し、検死官や検死医に調査を依頼し、後から死因欄を補完します。

葬儀社への死亡証明書の送付

  • 医師(または検死官)が医学的部分を完了した死亡証明書は、遺族が指定した葬儀社へ送られます。病院は証明書のコピーを保管し、遺体は葬儀社へ搬送されます。

  • 葬儀社は遺族の希望に沿って遺体の防腐処理や火葬を行い、使用した技術や薬剤を証明書に記載します。その後、完成した死亡証明書を州の保健福祉部に提出します。

  • 各州が提出した死亡証明書は連邦のVital Statistics Registration Systemに集計され、医療費や研究資金の政策決定に活用されます。

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