患者の身元情報を守るための実践的ガイド
身元確認の徹底
患者が医療記録にアクセスしたり、診察を受けたり、保険情報を利用したりする前に、必ず本人確認を行います。保険証と運転免許証など、実物の身分証明書で確認してください。
機密保持の尊重
患者のプライバシーは常に守られるべきです。医師や看護師は、患者情報を話す際に周囲に聞き手がいないことを確認し、患者本人の同意なしに情報を第三者と共有しません。会話はプライバシーが確保された個室で行いましょう。
患者書類の管理
診療に関わる書類や同意書、身分証明書、カルテは常に施錠された場所に保管し、机上に放置しないようにします。未許可の人物が閲覧・持ち出しできないよう徹底してください。
従業員の教育
請求業務や診療に関わるスタッフは、患者情報の取り扱いについて十分な研修を受ける必要があります。氏名、生年月日、運転免許証番号、社会保障番号、住所、健康状態など、保護すべき情報を正しく管理する方法を学びます。
安全な情報送信
患者情報を外部へ送付する際は、必ず機密性を確保します。紙文書は「機密」ラベルを付けた封筒で配送し、電子的には暗号化されたファイル転送や安全なメール(S/MIME)を使用します。FAXは受信側の番号と機械が確認されたものに限定してください。
