処方薬のセロクエルとは何か?

セロクエルは、クエチアピンフマル酸塩という有効成分を含む処方薬です。主に双極性障害や統合失調症の治療に用いられます。

作用機序

セロクエルは脳内のドーパミンとセロトニンの作用を抑制することで症状を改善しますが、正確なメカニズムは完全には解明されていません。

投与期間

  • 双極性障害:うつ状態や躁状態のエピソードに対し、通常8〜12週間の投与が推奨されます。
  • 統合失調症:通常は6週間以内の短期間で使用されます。

併用薬・特徴

  • 双極性障害では、リチウムやジバルプロエクスと併用されることがあります。
  • 統合失調症の患者は、単独でセロクエルのみで治療されることが一般的です。

副作用とリスク

  • 便秘、頭痛が最も一般的な副作用です。
  • 自殺念慮、2型糖尿病、神経遮断薬悪性症候群(NMS)、低血圧、白血球減少、遅発性ジスキネジア、白内障、発作、甲状腺機能低下症、コレステロール・中性脂肪上昇などのリスクがあります。

注意点

65歳以上の認知症患者への使用は推奨されません。高齢者において突然死のリスクが増加することが報告されています。

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