胎児手術とは何か – 概要と目的
胎児手術の定義
胎児手術とは、子宮内にいる胎児に対して行う外科的処置のことです。胎児が抱える先天性の疾患や異常を、出生前に直接修復・改善することを目的としています。
主な対象疾患
主に以下のような先天性欠損が対象となります。
- 内臓の奇形(例:食道閉鎖、肺嚢胞など)
- 骨格異常(例:軟骨発育不全、軟骨形成不全症など)
- その他の重大な胎児疾患
麻酔方法
手術は、母体に対する局所麻酔または全身麻酔のいずれかで行われます。胎児自体にも麻酔薬が投与され、手術中の安全性が確保されます。
使用される器具
手術に使用される器具は多岐にわたり、単純な皮膚切除用の鉗子から、血管や組織を切断・凝固するレーザーまであります。
手術の流れとリスク
手術は専門の産科・小児外科チームが協働し、超音波やMRIで正確に位置を確認しながら行われます。母体・胎児ともにリスクが伴うため、慎重な評価と十分な説明が必要です。
