尿路感染症の治療に何が処方されるか
尿路感染症の治療概要
尿路感染症(UTI)は、主に抗生物質で治療します。使用する薬は、原因菌の種類、感染の重症度、患者の全身状態により選択されます。
代表的な抗生物質
以下は日本でよく処方される抗生物質の例です。
- アモキシシリン・クラブラン酸(オーグメンチン)
- トリメトプリム・サルファメトキサゾール(バクトリム)
- ニトロフラントイン(マクロビッド)
- セフトリアキソン(ロセフィン)
- シプロフロキサシン(シプロ)
- レボフロキサシン(レバキシン)
- オフロキサシン(フロキサシン)
- ドキシサイクリン(ビブラミシン)
通常、治療期間は3〜7日です。ただし、症状や感染部位に応じて長期間の投薬が必要になることもあります。症状が改善しても、指示された期間は必ず服用を続け、感染の完全な除去と再発防止を図ります。
抗生物質以外の対策
- 十分な水分を摂取し、膀胱内の細菌を洗い流す。
- 解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン、イブプロフェン等)で痛みや発熱を緩和。
- アルコールやカフェインは膀胱を刺激するため控える。
- 下腹部に温熱パッドを当てて痛みを和らげる。
- トイレ後は前から後ろへ拭く、頻繁に排尿するなど、衛生管理を徹底する。
再発や治療効果が不十分な場合
抗生物質で改善しない、あるいは頻繁に再発する場合は、追加の検査(培養検査や画像診断)を行い、原因菌や構造的な問題を特定し、最適な治療法を決定します。
