心筋(横紋性不随意筋)とは何ですか?
横紋性不随意筋(心筋)の概要
横紋性不随意筋は、心臓にのみ存在する特殊な筋組織です。骨格筋は横紋で随意、平滑筋は無横紋で不随意ですが、心筋は横紋を持ちつつ自律的に収縮します。
主な特徴
- 構造:心筋細胞(心筋細胞)はサルコメアが規則的に並び、顕微鏡下で縞模様が観察できます。
- 不随意制御:収縮は意識的に制御できず、心臓内のペースメーカー細胞が電気的信号を発し、一定のリズムで拍動させます。
- インタカレーテッドディスク:心筋細胞はインタカレーテッドディスクで結合され、隣接細胞間の電気インパルス伝達を高速化し、協調的な収縮を実現します。
- 縦方向分岐:骨格筋が平行束に配列されるのに対し、心筋は縦方向に枝分かれし、複雑なネットワークを形成します。
- 単核:各心筋細胞は中心に1つの核を持ちます。
- 自律神経調節:基本は不随意ですが、自律神経系の影響で心拍数や収縮力が調整されます。
- 疲労耐性:一生涯にわたって疲労しにくく、継続的に収縮し続けることが可能です。
これらの特徴により、心筋は安定した血液循環を維持し、全身に酸素を供給する重要な役割を果たします。
