一般的なナンキンムシ(ベッドバグ)の特徴と対策

世界には数種のナンキンムシが存在し、すべて鳥や哺乳類の血を吸います。米国で近年増加しているナンキンムシは、一般的なナンキンムシ(Cimex lectularius)です。約30年間ほぼ根絶されたと考えられていたこの吸血虫が再び姿を現れ、住宅、ホテル、病院などで深刻な被害をもたらしています。

特徴

  • 成虫は羽がなく、平べったい茶色の虫で、長さは約6mm(約1/4インチ)。血を吸うと体が伸び、紫紅色に変わります。
  • 主に夜間に活動し、昼間はマットレスやヘッドボード、ベッドフレームの狭い隙間に潜んでいます。

再興

  • ナンキンムシは古代から人類と共存し、アリストテレスの著作にも言及されています。第二次世界大戦後、衛生状態の向上とDDTなどの殺虫剤により米国ではほぼ駆除されました。
  • しかし、国際旅行の増加や防除手法の変化などが重なり、近年再び増加しています。

同定と対策

  • 刺された跡が出ない人も多く、血痕や糞の黒い斑点、特有のムスキーな悪臭で判断します。
  • 駆除は非常に難しく、専門業者に依頼するのが最も効果的です。業者はまず、虫が隡れやすい不要物を除去し、徹底した処置を行います。

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