犬に噛まれたときの即時ケア方法
犬の咬傷は緊急の対応が必要です
犬の顎は非常に強く、大型犬では1平方インチあたり450ポンド(約200kg)の圧力をかけることがあります。犬の口内や唾液には多数の細菌が存在し、皮膚が裂けた部分に侵入すると感染症の原因となります。特に手は関節や腱、小さな骨が多数あり血流が乏しいため、感染が起こりやすく重症化しやすい部位です。頭部への咬傷は顔面や頭蓋骨の骨折を伴い、脳や神経系の感染につながる恐れがあります。米国ルイジアナ州立大学獣医学部のデータによると、犬の咬傷は年間約15〜20件の死亡例を出しています。
必要なもの
- 石鹸
- 抗生物質入り軟膏またはクリーム
- 滅菌包帯
処置手順
- 石鹸と流水で咬傷部位を少なくとも5分間優しく洗います。強くこすらないよう注意し、出血している場合は清潔なタオルで圧迫し止血します。
- 抗菌軟膏またはクリームを咬傷部位に塗布します。
- 滅菌包帯で傷口を覆います。
- 心臓より高い位置に患部を上げ、腫れや感染のリスクを減らします。
- 医師または医療機関に連絡し、破傷風予防接種や抗生物質投与の必要性を確認します。
※症状が重い、傷が深い、または感染が疑われる場合は速やかに救急医療を受けてください。
