犬に噛まれたときの抗生物質選びと使用法

犬に噛まれた場合、感染予防のために適切な抗生物質を使用することが重要です。まずは傷口を流水で洗い流し、清潔に保った上で、以下のように対処します。

クリーム・スプレー(外用薬)

軽度の咬傷や短時間の噛み痕(遊びでの偶発的な噛みなど)では、救急セットにある抗菌クリームやスプレーで十分です。使用手順は次の通りです。

  • 傷口を冷水でよく洗い流し、唾液や汚れを除去します。
  • 清潔なタオルで軽く拭き取り、乾燥させます。
  • 抗菌クリームまたはスプレーを適量塗布し、軽く覆います。

アモキシシリン(経口抗生物質)

深い咬傷や、すでに感染が疑われる場合は、内服の抗生物質が必要です。アモキシシリンは犬の咬傷に対して広く使用される第一選択薬です。

  • 通常は1回4〜6時間ごとに1錠を服用します(食事と一緒に服用すると胃腸への負担が軽減されます)。
  • 医師の指示に従い、処方された期間(通常5〜7日)全て服用してください。

テトラサイクリン系(ペニシリンアレルギー時)

ペニシリン系抗生物質(アモキシシリンなど)にアレルギーがある場合は、テトラサイクリン系が代替薬として用いられます。ドキシサイクリンやミノサイクリンが代表的です。

  • 妊娠中や特定の薬剤と併用する場合は使用を控える必要があります。必ず医師に相談してください。
  • 成人の場合、通常は1日2回の服用が推奨されますが、具体的な用量は医師の指示に従ってください。

いずれの場合も、傷口が広がったり、腫れ・熱感・膿が出るなどの症状が現れたら速やかに医療機関を受診してください。

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