人間に寄生するノミの対策と治療法

ノミの種類と人間への影響

犬ノミ、猫ノミ、人間ノミ(Pulex irritans)の3種類が人間を刺すことがあります。人間ノミは時に髪の毛に住み着くことがあります。ノミに刺されるとかゆみを伴う赤い腫れができ、掻くと二次感染の危険があります。また、ノミは条虫の幼虫やペスト・腺ペスト、チフスの媒介となります。

ノミを沈める(浴槽での対策)

ノミは呼吸が必要なため、熱めの湯に浸すと効果的です。耐えられる温度でお湯を張り、無香料の洗剤とレモンエキスを適量加えます。普段使っているシャンプーで髪全体を洗い、足の指の間や髪の生え際など隠れやすい箇所もスポンジでしっかり洗いましょう。すすぎ後は細かい櫛で根元から毛先までゆっくりとかき、見つけたノミは石鹸水に浸して沈めます。

化学的駆除法

市販の殺虫スプレーやフリーレイス(フロアスプレー)などを使用して室内を処理します。庭用の殺虫剤も有効です。化学薬品の使用に抵抗がある場合は、ノミの繁殖リスクと比較し、適切に判断してください。

自然派駆除法

にんにくを食べるとノミが寄り付かないという説がありますが、実証は不十分です。掃除機で吸い取ると数は減りますが完全駆除は難しいです。珪酸塩(ジアトマシアスアース)は鋭い微粒子がノミの外骨格を傷つけ、脱水死させます。ただし卵には効果がありません。粘着トラップは網と接着シートで構成され、ノミが落ちて捕まります。

ペットのノミ管理

ノミの多くは家庭内の犬や猫から持ち込まれます。ペットに対してはノミ浴、ノミ用首輪の使用、外出の制限、近隣犬との接触防止などでノミ数を抑えましょう。

かゆみの対処法

原因を取り除いたら、症状の緩和も重要です。刺された箇所は消毒石鹸で洗い、腫れがある場合は氷嚢で冷やします。市販のカラミンローションや1%ヒドロコルチゾン軟膏でかゆみを抑えましょう。

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