唾を飲み込むと血の味がする原因と、緊急対応が必要なケース
はじめに
唾を飲み込んだときに血の味がすると不安になりますが、ほとんどの場合は深刻な問題ではありません。ただし、出血が多い・持続する、胸の痛みや息切れ、めまいなどの症状がある場合は、すぐに医療機関を受診してください。
血の味がする主な原因
歯周病・歯肉炎
歯茎が炎症を起こしやすく、出血しやすくなるため、唾に血が混ざります。
口や喉の外傷
舌や頬を噛んだり、口内を切ったり、歯科治療後の出血が原因になることがあります。
副鼻腔炎(鼻炎)
副鼻腔の炎症で血液が喉の奥へ流れ込み、唾に混ざります。
アレルギー
鼻や喉の粘膜が炎症を起こし、出血しやすくなることがあります。
風邪やインフルエンザ
ウイルス感染で鼻・喉の粘膜が刺激され、軽い出血が起こることがあります。
重篤な疾患が隠れている可能性
まれに、以下のような重大な病気が原因で血の味がすることがあります。
- 口腔・咽頭・食道のがん
- 胃潰瘍や十二指腸潰瘍
- 食道静脈瘤
- 肝臓疾患(例:肝硬変)
受診の目安
次の症状がある場合は、すぐに医師の診察を受けましょう。
- 出血が多く、止まらない
- 血の味が数日以上続く
- 胸痛、息切れ、めまい、失神などの全身症状がある
- 体重減少や食欲不振を伴う
対処法(軽度の場合)
・口腔内をやさしくうがいし、清潔を保つ
・歯ブラシは柔らかいものを使用し、歯茎を刺激しないようにする
・刺激物(辛いもの・熱い飲み物)を避け、十分な水分補給を心がける
症状が改善しない、または上記の警告サインがある場合は、速やかに医療機関へ相談してください。
