サーモグラフィ技術の概要

サーモグラフィは、物体や人体の温度変化を測定する技術です。赤外線カメラで熱画像を取得し、異常の有無を判断します。軍事・産業分野だけでなく、医療分野でも乳がんや男性不妊、疼痛症候群の診断に活用されています。

バイブロサーモグラフィ

バイブロサーモグラフィは木材、セラミックス、金属に使用されます。

バイブロサーモグラフィは、音波で表面を振動させ、ひび割れが共鳴して熱パターンを発生させることで、赤外線画像に映し出します。これにより製造業者は内部の亀裂や欠陥を検出できます。

熱弾性応力解析サーモグラフィ

熱弾性応力解析サーモグラフィは航空エンジンの検査に使われることがあります。

この手法は、対象物に応力を加えると熱が発生する性質を利用し、早期の損傷を赤外線画像で検出します。航空エンジンなどの高信頼性が求められる部品の評価に用いられます。

光加熱ロックインサーモグラフィ

光加熱ロックインサーモグラフィは金属の欠陥検出に使用されます。

人工光源で対象を加熱し、熱変化を赤外線で撮像することで、金属やセラミックスのひび割れ、分離、湿潤状態を検出します。

動的赤外線血流画像法

サーモグラフィは血流変化の検出に利用されます。

動的赤外線血流画像法は、組織や臓器の血流による熱変化を捉える新しい技術です。乳がんのスクリーニングや化学療法の効果評価、手術前後のモニタリングに活用されています(Aetna)。

乳がんサーモグラフィ診断スクリーニング

一部の医療機関では乳がんスクリーニングにサーモグラフィを使用しています。

乳がんの診断に非侵襲・非放射線のサーモグラフィが用いられます。カメラで撮影した温度分布マップに異常な熱点や冷点が現れ、腫瘍の有無を示唆します(Clinical Thermography Associates)。

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