急性放射線症候群の段階と正しい順序
急性放射線症候群(ARS)とは
短時間に大量の放射線を浴びた際に発症する重篤な症候群です。被曝量に応じて症状が変化し、主に以下の4つの段階に分かれます。
- 前駆期(プロドラマル期):露出後数時間以内に嘔吐、悪心、頭痛、倦怠感、下痢などの症状が現れます。
- 潜伏期:数日から数週間続き、前駆期の症状は一時的に消失し、体調が改善したように感じますが、内部では放射線による損傷が進行しています。
- 発症期(顕在期):前駆期の症状が再び現れ、さらに重症化します。熱、寒気、出血、臓器不全、脱毛などが起こり、急性放射線症候群の最も危険な段階です。
- 回復期:発症期の症状が徐々に軽減し、数か月から数年にわたり回復が進みます。ただし、長期的な後遺症が残ることがあります。
