子宮ポリープと子宮筋腫の違いとは?
子宮ポリープと子宮筋腫は、どちらも子宮にできる一般的な良性疾患ですが、性質や症状、治療法に違いがあります。
子宮ポリープ
子宮内膜から突き出す小さな肉厚の腫瘍で、通常は良性です。サイズは数ミリから数センチまで様々で、単発または複数で子宮の任意の部位にできることがあります。
子宮筋腫(子宮平滑筋腫)
子宮の筋層にできる非癌性の腫瘍で、レイオミオーマとも呼ばれます。大きさは微小な結節から、子宮の形状を変えるほどの大型腫瘍まで幅広く、単発または多発し、子宮全体に発生します。
主な症状
子宮ポリープと子宮筋腫は、以下のような症状を引き起こすことがあります。
- 月経異常(過多出血、長時間出血、月経間の出血)
- 骨盤部の疼痛や圧迫感
- 不妊症
- 流産
- 排尿障害(頻尿、排尿困難)
診断方法
主に次の検査で診断します。
- 骨盤診察
- 超音波検査
- 子宮鏡検査(ヒステロスコピー)
- MRI(磁気共鳴画像)
治療選択肢
症状の重症度や年齢・将来の妊娠希望に応じて、以下の治療が検討されます。
- 出血や痛みを抑える薬物療法
- ポリープや筋腫の切除手術(腹腔鏡下・経腟的など)
- 子宮全摘出術(子宮摘出)
予後
多くの女性は適切な治療により通常通りの生活を送れますが、重度の出血や不妊・流産などの合併症が起こることもあります。
