喉頭がんの診断方法は?
1. 病歴と身体診察
医師が症状やリスク要因を詳しく聴取し、首や喉、特に喉頭部を視診・触診します。
2. 喉頭鏡検査
細い柔軟チューブにカメラ(喉頭鏡)を装着し、鼻または口から挿入して声帯や周囲組織を直接観察します。
3. 生検
異常が認められた部位から組織サンプルを採取し、病理検査でがん細胞の有無を確認します。
4. 画像診断
CTやMRIで腫瘍の大きさ・位置・周囲への浸潤を評価し、がんのステージを決定します。
5. バイオマーカー検査
腫瘍組織に対し遺伝子変異や分子マーカーを解析し、標的治療や予後の情報を得ます。
6. 血液検査
全身状態の把握や腫瘍マーカーの測定を行い、治療方針の参考にします。
7. PET-CT
代謝活性を示すPETと解剖情報のCTを組み合わせ、腫瘍の転移や広がりを詳細に評価します。
8. 細針吸引細胞診(FNA)
喉頭鏡下で細い針を用いて細胞を採取し、顕微鏡でがん細胞を確認します。
9. 気管支鏡検査
必要に応じて気管支鏡で気道を観察し、腫瘍が気管や気管支に及んでいるかを調べます。
10. 多職種チームでの評価
耳鼻咽喉科医、腫瘍内科医、放射線科医、病理医などが参加する腫瘍委員会で診断結果を共有し、最適な治療計画を策定します。
