乾燥粉末吸入器の3タイプと使用上のポイント
チューブ型吸入器
乾燥粉末チューブ吸入器は、粉末が入ったチューブをL字型のプラスチックアプリケータに装着したものです。使用者はアプリケータを口に当て、チューブの先端を押し下げながら速く深く息を吸い込みます。チューブ内部には複数回分の薬剤が収められています。
ディスク型吸入器(マルチドーズ)
ディスク型吸入器は、粉末が封入されたプラスチックディスクです。ディスクを水平に持ち、側面の開口部を開けて口を合わせ、速く深い息を吸い込みます。開口部から一定量の粉末が放出され、10秒ほど息を止めて肺へ届かせます。使用後は側面を閉じて保護します。ディスク内部にも複数回分の薬剤が収納されています。
シングルドーズディスク吸入器
シングルドーズディスク吸入器は、乾燥粉末カプセルを使用します。カプセルをディスクにセットし、蓋を閉じると内部のスパイクがカプセルを破砕し、粉末が吸入できるようになります。使用方法はマルチドーズタイプと同様ですが、毎回新しいカプセルを装填する必要があります。
使用上の注意点
- 乾燥粉末吸入器は、エアロゾル吸入器と異なり、速く深い吸息が必要です。浅い呼吸では薬剤が口や舌に付着し、肺まで届きません。
- 吸入時は必ず息を吸い込み、息を吐かないようにしてください。粉末に息を吹きかけると薬剤が飛散し、無駄になります。
- 高湿度の環境は避けましょう。湿気により粉末が固まり、正しく吸入できなくなります。
