水痘帯状疱疹ウイルスIgG(Varicella‑zoster IgG)とは?

水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)について

VZV(Varicella‑Zoster Virus)は、水痘(一次感染)と帯状疱疹(二次感染)を引き起こすウイルスです。初感染ではかゆみを伴う発疹と発熱、頭痛、倦怠感が現れます。感染後、ウイルスは神経節に潜伏し、免疫が低下したときに再活性化して帯状疱疹を起こします。

Varicella‑zoster IgG検査の概要

Varicella‑zoster IgG検査は、血液中にVZVに対するIgG抗体が存在するかを調べる抗体検査です。感染が治癒した後もIgG抗体は通常一生涯血中に残ります。

検査で分かること

  • 過去に水痘に罹患したかどうか
  • VZVに対する免疫があるかどうか
  • 現在の感染状態の有無(ただしIgGだけでは判別できません)
  • 免疫抑制状態の患者や妊婦の免疫確認

検査の手順と結果の解釈

血液サンプルを採取し、VZV IgG抗体の有無を測定します。

陽性(+)結果:過去にVZVに感染し、免疫が形成されている可能性が高いことを示します。

陰性(-)結果:VZVに感染したことがなく、免疫がないことを示します。

注意点

IgG検査だけでは現在の感染(急性期)と過去の感染を区別できません。急性期の疑いがある場合は、PCR検査やウイルス培養などの追加検査が必要です。

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