第2度火傷の兆候と症状
第2度火傷は、皮膚の外層(表皮)とその下の真皮の両方が損傷する状態です。火・熱湯・放射線・日光・摩擦・電気・化学薬品などさまざまな原因で起こりますが、症状は主に火傷の深さ(度合い)によって決まります。
痛み
第2度火傷では、神経が刺激されるため鋭い焼灼感がすぐに生じます。痛みは急性で、炎症や組織損傷に対する警告信号です。適切に処置しないと、48時間以上続くことがあります。
発赤(紅斑)
炎症により皮膚が鮮やかな赤色を帯びます。火傷の部位によっては、症状が現れるまでに6~48時間かかることがあります。時間が経つと、赤みが薄れ、白くなる漂白現象が見られることもあります。
腫脹
真皮に体液がたまり、局所的に腫れが生じます。水ぶくれが形成される前段階の反応で、腫れは火傷部位に限局します。
水ぶくれ
火傷後30分以内に、直径1〜10mm程度の液体で満たされた水ぶくれができます。水ぶくれは破裂して湿潤部になることがあり、乾くと赤みの強い皮膚がむけて剥がれ落ちます。
これらの症状が見られたら、速やかに医療機関での評価と適切な処置を受けることが重要です。
