パップテストでクラミジアは検出できるか?
検出方法
クラミジアは血液、尿、または子宮頸部のスワブで検出できますが、最も推奨されるのは子宮頸部のサンプルです。パップテスト(子宮頸部細胞診)では診断できません。ただし、検査中に医師が骨盤や子宮頸部の感染徴候を確認し、必要な検査を指示することがあります。パップテストで見られる細胞変化は診断的ではなく、反応性細胞や空泡を含むことがあります。
検査方法
現在の標準検査は核酸増幅検査(NAAT)です。NAATは細菌のDNAを増幅し、感度と特異度が高いため広く用いられています。その他の方法として、直接蛍光抗体染色(DFA)やDNAプローブがありますが、感度はNAATに劣ります。培養法で菌株を分離・同定することも可能です。
症状
感染後7〜21日で症状が現れますが、多くの女性は無症状です。症状が出る場合は、吐き気、発熱、膣分泌物、排尿時の灼熱感、腹痛、腰痛、性交時痛(性交痛)、不正出血などがあります。
合併症
診断が遅れると、細菌は子宮、卵管、卵巣へ広がり、感染した女性の約40%が骨盤炎症性疾患(PID)を発症します。慢性骨盤痛、妊娠合併症、不妊などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。
重要性
クラミジアの症状は淋病と似ているため、両方の検査を同時に行うことが一般的です。治療薬が異なるため、正確な診断が必要です。また、クラミジア感染はヒトパピローマウイルス(HPV)やヒト免疫不全ウイルス(HIV)など他の感染症にかかりやすくなるリスク要因でもあります。
