大動脈縮窄(CoA)の主な症状と注意点
新生児の症状
出生直後に現れやすく、次のような症状が見られます。
・呼吸困難:授乳や泣くときに特に顕著です。
・下肢の脈が弱い、または触れない:腕の脈に比べて弱くなります。
・皮膚が蒼白または青白い:血液循環不全が原因です。
・過度の発汗:頭部や首に多く見られます。
・体重増加不良:期待された成長速度に達しません。
小児・成人の症状
症状は徐々に現れ、以下のようなものがあります。
・胸痛:特に運動時に不快感や痛みが出ます。
・息切れ:体を動かすと呼吸が苦しくなります。
・脚の疲労感:歩行や運動時に脚がだるくなります。
・四肢の脱力感やしびれ:腕や脚に無力感が出ます。
・頭痛:頻繁に起こります。
・高血圧:特に上肢の血圧が上昇します。
重症例での合併症
狭窄が進行すると、次のような重大な合併症を引き起こすことがあります。
・心不全:心臓が拡大し、機能が低下します。
・大動脈瘤:大動脈が膨らんだり弱くなります。
・心内膜炎:心臓の内膜や弁に感染が起こります。
・脳卒中:狭窄部で血栓ができ、脳に流れることがあります。
早期受診の重要性
これらの症状が見られたら、速やかに医療機関を受診してください。早期の診断と治療により、合併症のリスクを低減し、予後を改善できます。
