プラズマ溶血を起こすインラベンダートップチューブとは?

インラベンダートップチューブの概要

ラベンダー色のトップチューブは、抗凝固剤としてエチレンジアミン四酢酸(EDTA)を含んでいます。EDTAは血液凝固に必須のカルシウムイオンと結合し、凝固カスケードを阻害するため、血液が固まらないようにします。

プラズマ溶血とは

プラズマ溶血は、赤血球(RBC)が破裂してその内容物が血漿中に放出される現象です。結果として血漿がピンクや赤色に変化し、血漿中の分析項目の測定結果に影響を与えることがあります。

プラズマ溶血の主な原因

  • 過度の振盪や揺さぶり。チューブを強く振ると赤血球が損傷し、破裂しやすくなります。
  • 血管が細すぎる部位からの採血。血流が遅くなると血液がチューブ内で停滞し、赤血球がダメージを受けやすくなります。
  • EDTAとの混合が不十分。EDTAが十分に血液と混ざらないとカルシウムイオンの結合が不完全となり、血液が凝固しやすく、結果的に溶血が起こります。
  • 保管温度が極端に高いまたは低い。不適切な温度は赤血球膜を弱め、溶血を誘発します。

プラズマ溶血を防ぐためのポイント

EDTAチューブでの血液採取と取り扱いは、必ずメーカーの取扱説明書に従うことが重要です。具体的には、採血後すぐに軽く数回逆さまに転倒して混合し、激しい揺さぶりは避け、適切な温度(2〜8℃)で保管してください。

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