あざの色の変化と段階

あざの色の変化と段階

あざは衝撃で血管が破れ、血液が皮膚下の軟部組織に漏れ出すことで生じます。皮膚が破れていなければ血液は外へ出られず、あざとして残ります。通常、2〜4週間で自然に治癒しますが、その間に色の変化を繰り返します。

あざの色の推移

  • 1〜2日目: 赤色(血液中の鉄分)
  • 3〜5日目: 青または紫色
  • 6〜7日目: 緑色(ビリベルジン)
  • 7〜10日目: 黄色(ビリルビン)
  • 10日目以降: 茶色に変わり、最終的に消失

血管が皮膚表面に近いほど、色は濃く現れます。

あざができやすい人

女性は男性よりあざができやすく、遺伝的要因も関与します。アスピリンや抗凝固薬を服用していると血液が薄くなるため、軽い外傷でもあざができやすくなります。高齢者は血流が低下し、あざの治癒が遅くなる傾向があります。特に下肢にできたあざは回復が遅れがちです。

子どもの虐待調査におけるあざの年齢鑑定

虐待の疑いがある場合、あざの色や段階から発生時期を推定し、保護者の説明と照合します。複数のあざが異なる段階にある場合、複数回の外傷が疑われます。

あざの治癒に異常があるサイン

通常は数週間で色が変化しながら治りますが、痛みが強く長引く、腫れが減らない場合は注意が必要です。骨折の可能性がある場合はレントゲン検査を、血腫(ヘマトーマ)ができている場合は医師によるドレナージが必要になることがあります。

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