GRAN(顆粒球)とは何か、血液検査での意味

GRANとは何か

血液学で「GRAN」は「顆粒球(granulocytes)」の略です。顆粒球は細胞質に顆粒を持つ白血球で、核が多分葉(多核)であることから「多形核白血球(PMN)」とも呼ばれます。

顆粒球の種類

顆粒球は主に以下の3種類があります。

  • 好中球(Neutrophils):最も多い顆粒球で、食作用により異物を取り込み破壊します。炎症反応にも関与します。
  • 好酸球(Eosinophils):好中球に次いで多く、寄生虫感染やアレルギー反応の防御に関与します。
  • 好塩基球(Basophils):最も少ない顆粒球で、ヒスタミンや他の炎症媒介物質の放出に関わります。

顆粒球の産生と働き

顆粒球は骨髄で産生され、血流中を循環します。感染や炎症が起こると組織へ移動し、病原体の除去や炎症の制御を行います。

顆粒球数に影響する要因

血中の顆粒球数はさまざまな要因で変動します。

  • 感染症
  • 炎症性疾患
  • 悪性腫瘍
  • 特定の薬剤
  • 妊娠

顆粒球数の異常と意味

顆粒球数が高い(好中球増多)場合は、感染や炎症を示唆します。逆に低い(好中球減少)場合は、骨髄機能障害やウイルス感染などが考えられます。

免疫システムにおける重要性

顆粒球は免疫防御の第一線として、体内への侵入者を速やかに除去し、炎症反応を調整する重要な役割を担っています。

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