Mycobacterium avium Complex(MAC)感染への対処法
概要
Mycobacterium avium complex(MAC)は、呼吸器や消化管から体内に侵入する細菌群です。主にAIDS/HIV患者に見られ、CDCによるとAIDS患者の最大30%が感染します。T細胞数が50未満になると発症しやすく、免疫系のTリンパ球が減少するとリスクが高まります。再感染防止のため、適切な治療が重要です。
必要な薬剤
- クラリスロマイシン
- アジスロマイシン
- エタンブトール
- リファブチン
治療手順
医師と相談する
感染の重症度や全身性(臓器・組織に広がっているか)かどうかを医師に確認し、治療方針を決定します。
リファブチンの開始
CDCの推奨に従い、リファブチンを毎日服用します。副作用として吐き気、発疹、貧血が報告されています。
全身性MACの場合の薬剤併用
全身性MACには、クラリスロマイシン+エタンブトール、またはアジスロマイシン+エタンブトールのいずれかの組み合わせを使用します。必要に応じてリファブチンを併用します。
治療経過のモニタリング
医師の定期的な観察が不可欠です。感染の改善が見られない場合は、薬剤レジメンの変更を検討します。
血液培養による確認
治療開始から1か月後、そして3か月後に血液培養を行い、細菌が体内から除去されたかを確認します。
