Repronex 75(レプロネックス75)の副作用と注意点
概要
Repronex 75は、注射用のメノトロピン製剤で、卵胞刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)を含みます。これらのホルモンは閉経後女性の尿から抽出され、非常に高濃度で含まれています。
機能
卵巣内の卵子成熟を促進し、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)と併用することで、卵子の成熟と排卵をサポートします。通常、hCGと合わせて7~12日間投与され、不妊治療の一環として体外受精(IVF)用の卵子採取や、子宮内人工授精(IUI)の成功率向上に利用されます。
副作用
主な副作用は以下の通りです。
- 卵巣:卵巣の肥大や卵巣過剰刺激症候群(OHSS)。OHSSは重度の腹痛、嘔吐、膨満感、卵巣の著しい腫れを伴うことがあります。
- 肺・血管系:静脈や動脈の血栓、臓器や四肢への血流低下、脳卒中のリスク増加。
- 多胎妊娠:早産、流産、先天異常、妊娠糖尿病など母体・胎児のリスクが高まります。
- 過敏症・アレルギー反応:顔や喉の腫れ、蕁麻疹、嘔吐など。重篤な場合は直ちに医師に連絡してください。
使用上の注意点
以下の状態がある女性には効果が期待できません。
- 原発性卵巣不全(卵子が産生できない)
- 下垂体腫瘍、甲状腺機能異常、卵巣嚢胞、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)など
- メノトロピンに対するアレルギー既往
警告
メノトロピンは必ず医師の指導・管理のもとで使用してください。多胎妊娠のリスクが高まるため、胚移植の方針や妊娠継続の計画について事前に医師と相談することが重要です。
使用中に腫れ、蕁麻疹、嘔吐などの重篤な症状が現れた場合は、直ちに医師へ連絡してください。
