不妊治療の方法
医師は、1 年以上妊娠を試みても妊娠できない状態を不妊と定義します。夫婦の約10〜15%が妊娠に困難を抱えており、原因が特定できないケースは全体の約3分の1です。幸い、効果的な治療法が多数あり、治療を受けたカップルの85%が妊娠に成功しています。
不妊治療の7つのステップ
不妊専門医を受診する
かかりつけ医に相談し、不妊治療の専門医へ紹介してもらいましょう。最新の体外受精(IVF)や顕微授精(ICSI)などの技術を熟知した専門医が治療方針を提案します。
検査を受ける
不妊は男女双方に原因があることが多いため、夫婦ともに身体検査とホルモン検査を受けます。男性は精液検査、女性は骨盤超音波検査や卵管通過検査などが行われます。
生活習慣を見直す
喫煙は妊娠率を低下させるとされています。アルコールは控えめにし、女性は適正体重を保つことが重要です。過度の肥満や低体重は不妊のリスクを高めます。
薬物療法を行う
検査結果に基づき、ホルモン不足が判明した場合は、排卵誘発薬などの内服薬で治療を開始します。薬は最も侵襲性の低い治療法です。
手術を検討する
卵管閉塞が確認された場合は、卵管再建手術が行われます。子宮内膜症や男性側の解剖学的異常に対しても、適切な外科手術が有効です。
体外受精(ART)を受ける
最も一般的な方法は体外受精(IVF)です。卵子と精子を体外で受精させ、受精胚を子宮に移植します。その他、顕微授精(ICSI)や精子吸引術などもあります。
代替的な親になる方法を考える
治療は費用や身体的・精神的負担が大きいことがあります。パートナーと治療期間や予算を話し合い、養子縁組、代理出産、卵子・精子提供といった選択肢も検討しましょう。
