年次有給休暇中に法定父親手当(Statutory Paternity Pay)を受給できるか?

法定父親手当(Statutory Paternity Pay、SPP)とは

SPP は、出生した子どもの育児のために取得する父親休暇中に支給される法定の手当です。受給には一定の条件があり、雇用主の就業規則や手続きに従う必要があります。

受給資格

  • 子どもの出産予定日から遡って 15 週間前までに、雇用主に対して 26 週間以上勤務していること。
  • 平均週給が少なくとも £120(約 1,800円)以上であること。
  • 育児のために取得する有給の父親休暇を取得すること。

雇用主の方針

雇用主によって、年次有給休暇と併用できるかどうかの取り決めは異なります。
・有給休暇取得後に SPP を受給できる場合もあれば、先に有給休暇を消化しなければならないケースもあります。
・有給休暇中に SPP を受給できないと明示している企業もあります。
まずは人事担当や給与担当に、具体的なルールを確認しましょう。

SPP の請求手続き

通常は「SPP1」フォームを雇用主に提出します。必要情報は以下の通りです。

  • 氏名・住所・国民保険番号
  • 父親休暇の取得期間
  • 有給休暇と併用する場合はその旨の記載

受給額の計算

支給額は平均週給を基に算出され、所得税と国民保険料が控除されます。
有給休暇を取得しながら SPP を受給すると、平均週給が変動し、結果として支給額が上下する可能性があります。

年次有給休暇への影響

SPP と同時に有給休暇を取得すると、残りの有給休暇日数が減少します。雇用主の規定次第ですが、以下のような取り扱いがあります。

  • 父親休暇期間中に有給休暇を全て、または一部を消化する。
  • 父親休暇後に残りの有給休暇を別日で取得できる。

代替案

もし有給休暇と併用できない場合は、以下の選択肢を検討してください。

  • 無給の父親休暇を取得し、後日有給休暇を利用する。
  • 柔軟な勤務形態(時短勤務やテレワーク)を雇用主に相談する。

最も確実なのは、所属する会社の人事部門や給与担当に直接問い合わせ、最新の制度と手続きを確認することです。

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