皮膚の表皮とは何か?
表皮(Epidermis)
表皮は皮膚の最外層を構成する薄い層で、以下の特徴があります。
- 最外層の皮膚であり、直接外部環境と接触します。
- 重層扁平上皮(stratified squamous epithelium)からなる。
- 細胞層は4〜5層で、厚さは約100〜120µmと非常に薄い。
- 発生学的には外胚葉由来です。
- 無血管性で、血管は存在しません。
- 細胞はアポトーシス(プログラムされた細胞死)と同時にケラチンを合成し、外層へと移動します。
- 最外層の細胞は脱水して角質細胞(corneocytes)となり、主にケラチンで構成され、摩擦により剥がれ落ちます。
主な細胞種と割合
- ケラチノサイト:最も多く、全細胞の約90%を占めます。
- メラノサイト:色素を産生し、全体の約8%。
- ランゲルハンス細胞:免疫系に関与し、約2%。
- メルケル細胞:感覚受容体として機能し、約0.5%。
