ヘルペス(口唇ヘルペス)予防のための冷静な対策

ヘルペスウイルスにはHSV-1とHSV-2の2種類があり、HSV-2は主に性器ヘルペスの原因となりますが、どちらも口唇や性器にヘルペス性口内炎(口唇ヘルペス)を引き起こすことがあります。感染するとウイルスは体内に潜伏し、生涯にわたって再活性化する可能性があります。完全な治癒法はありませんが、発症を予防・軽減するための対策があります。

口唇ヘルペスとは

「熱性水疱」とも呼ばれ、唇やその周辺の皮膚にできる水疱です。5つの段階(チクチク感、膨らみ、潰瘍、かさぶた、治癒)を経て、通常は8〜12日で自然に治ります。

水疱が開かないように

水疱は破れると大量にウイルスが放出され、最も感染力が高くなります。この期間はキスや口や唾液を介した接触を控えましょう。水疱が治って見えても、ウイルスはまだ伝染性があることがあります。

手を清潔に保つ

適切な手洗いは必須です。手に付着したウイルスは体の他部位(性器や目)へ移ることがあります。特に口唇ヘルペスがある場合は、手を介して感染が広がりやすくなります。

個人用品は共有しない

開いた水疱は非常に感染力が強く、タオル、洗顔用タオル、リップグロス、リップクリームなどを他人と共有しないでください。食器やグラス、カトラリーの共有も避けるべきです。

発症のきっかけ(トリガー)

免疫力を低下させる要因はウイルスの再活性化を招きます。主なトリガーは以下の通りです。

  • 栄養バランスの乱れ、睡眠不足、風邪やインフルエンザなどの感染症
  • 紫外線曝露(外出時は日焼け止めを使用)
  • ストレスや過度の精神的負荷

自然な予防策

ヘルペスはアルギニンを好むため、アルギニン含有量の高いチョコレートやナッツの摂取を控えると予防につながります。代わりにリジンを1日1000 mg程度補給するとウイルス増殖を抑制できるとされています。

局所治療としては、ウィッチヘーゼル、ビタミンE、硫酸亜鉛を塗布すると症状が緩和します。また、ビタミンCを1日200 mg摂取することで免疫力が向上し、再発を防げます。

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