いぼ(疣)ができる原因とは?
皮膚いぼは、上皮層に感染したヒトパピローマウイルス(HPV)が原因で、感染後2〜5か月で徐々に増殖します。約50%が2年以内に自然に消えることもあります。
HPVのタイプ
HPVは80種以上存在し、感染した株によっていぼの形態や出現部位が決まります。代表的な株は、突起性いぼを起こすverruca vulgaris、平坦ないぼを起こすverruca plana、足裏にできやすいverruca plantaris、性器いぼ(コンジローマ)を引き起こすcondyloma acuminataです。
免疫力の影響
免疫力が高い人はHPV感染を自然に排除できることがありますが、免疫力が低い子どもや高齢者は感染しやすくなります。家族内でいぼが出やすい傾向があるのは、遺伝的に同様の免疫応答を持つためと考えられています。
接触による感染
いぼは直接接触や間接接触で広がります。握手や感染者が触れた物を触るだけでもウイルスが皮膚の切れ目やひび割れから侵入します。皮膚が湿っていたり、ひび割れや剥がれた部分があると感染リスクが高まります。新しいいぼはウイルス量が多く、他人に感染しやすいです。
