足裏の黒いイボ(足底イボ)の特徴と対策
識別方法
足底イボは表面がざらざらし、平らで乾燥した外観が特徴です。中心に黒い点が見えることがありますが、これは毛細血管が乾燥したもので、実際の色は淡い肌色です。複数が集まると「モザイクイボ」と呼ばれます。痛みの有無は個体差があり、足の前足部やかかと、親指の裏側にできやすいです。
罹患率
年齢に関係なく感染しますが、特に12〜16歳の思春期に多く見られます。全人口の約10%、学童の約20%が足底イボを経験するとされています。免疫力が低下したHIV患者や臓器移植・化学療法を受けた人は罹患リスクが高まります。
予防策
HPVは完全に回避するのは難しいですが、感染拡大を防ぐために次の点に注意しましょう。
- 足裏のイボは常にカバーし、タオルや衣類を共有しない。
- 公共のプールやシャワーの床など、濡れた場所での直接接触を避ける。
- 既存のイボは早期に治療し、ウイルスの拡散を防ぐ。
治療方法
子どもの足底イボは数か月から数年で自然に消えることがありますが、成人の痛みがあるイボや増殖が速いものは治療が推奨されます。
- サリチル酸を含む貼り薬や局所薬での自己治療。
- レーザー治療、電気焼灼、外科的切除などの医療処置。
再発対策
治療後に新たなイボが出現することがあります。ウイルスが残存し、周囲の皮膚に拡がるためです。新しいイボを見つけたら速やかに処置し、広がりを防ぎましょう。頻繁に再発する場合は皮膚科専門医の受診をおすすめします。
