キュレットを用いたいぼ除去の方法とポイント
キュレット法の仕組み
キュレット法は、スプーン形状の外科用器具「キュレット」を使っていぼを外科的に削り取る手法です。手順は次の通りです。
- 1. いぼの部位に1〜2%プロカインなどの局所麻酔を注射する。
- 2. いぼの周囲を十分な深さで切開し、キュレットが根元まで到達できるようにする。
- 3. キュレットでいぼの根部をしっかり掴み、根こそぎ引き抜く。
- 4. 必要に応じて電気外科(エレクトロサージェリー)を併用し、残存組織を焼灼して完全に除去する。
メリット
- 高い除去成功率(約65〜85%)で、再発が少ない。
- 傷跡がほとんど残らず、見た目が自然。
- 適切に行えばほぼ痛みがなく、患者への負担が小さい。
- 電気外科と併用することで、残存細胞を確実に死滅させられる。
デメリット
- 直腸や指先など、根元にアクセスしにくい部位では手技が難しい。
- いぼ自体は除去できても、原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)を根本的に治療できないため、再発のリスクが残る。
