黄疸の症状と対策
黄疸は、ヘモグロビンの分解産物であるビリルビンが過剰に体内に蓄積することで起こります。肝臓が赤血球の分解をうまく処理できないと、血中ビリルビン濃度が上昇し、皮膚や眼球結膜が黄色く変化します。
皮膚の変化
- 皮膚全体が黄色から橙色に見えることがあります。
- 眼球の白い部分(結膜)も黄ばむことが多いです。
便・尿の変化
- 便は通常よりも薄い色、あるいは灰白色になることがあります。
- 尿は濃い黄色になり、場合によっては茶色や濁った色に見えることがあります。
原因
- 新生児期の黄疸は生後1週間以内に起こりやすく、自然に解消することが多いです。
- それ以外の年齢では、肝炎、肝硬変、血液疾患、胆管閉塞、感染症、薬剤の副作用などが原因となります。
検査
- 血液検査でビリルビン濃度を測定し、黄疸の有無と程度を判断します。
- 必要に応じて肝機能検査や画像診断(超音波、CT)を行い、原因を特定します。
治療
- 新生児黄疸には、ビリルビン光線療法(ブルーライト)を用いてビリルビンを分解させます。
- 成人や他の原因による黄疸は、根本原因の治療が中心です。例えば胆管閉塞があれば、外科的または内視鏡的に胆管を開通させます。
黄疸は見た目の変化だけでなく、基礎疾患のサインでもあるため、症状が疑われたら速やかに医療機関で検査を受けることが重要です。
