組織死に続く細菌浸潤と腐敗を指す医療用語は何ですか?
壊疽(がいそ)とは
組織が酸素や栄養を失い死に至ることを壊死と呼びます。壊死組織が放置されると細菌が増殖し、毒素で組織を分解しながら悪臭を放つガスを放出します。この現象を腐敗と言います。組織死に続く細菌浸潤と腐敗全体を指す医療用語は壊疽です。
壊疽の主な原因
- 感染症(例:クロストリジウム属による筋壊死)
- 外傷や切開部の損傷
- 糖尿病による血流障害
- 末梢動脈疾患
- 鎌状赤血球症
- レイノー症候群
- バージャー病(閉塞性血管炎)
壊疽の危険性と治療
壊疽は放置すると急速に広がり、全身感染や敗血症を引き起こす恐れがあります。早期治療が不可欠です。主な治療法は以下の通りです。
- 細菌を除去するための抗生物質投与
- 壊死組織の外科的切除(デブリードマン)
- 創部の適切な管理とドレッシング
適切な治療を行えば、壊疽による合併症や死亡リスクを大幅に低減できます。
