超音波で心拍が確認できず、妊娠検査は陽性の場合、どういう意味ですか?
妊娠検査は、尿や血液中に存在するヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)というホルモンを検出します。このホルモンは受精卵が子宮に着床した後、胎盤から分泌されるため、検査が陽性であれば通常は妊娠していることを示します。
超音波検査とは
一方、超音波検査は音波を使って体内の画像を映し出す医療画像診断です。妊娠中の超音波検査では、胎児の姿や心拍を確認できます。
陽性検査なのに心拍が映らない場合の主な原因
- 妊娠が非常に早期である:心拍が確認できるのは通常妊娠6週目以降です。6週未満の場合、胎児がまだ小さく心拍が検出できないことがあります。
- 胚の発育が停止している(流産):胚が成長を止め、体がすぐに流産プロセスに移行しないことがあります。これを「見過ごし流産」や「無症候流産」と呼びます。1〜2週間後に再度超音波検査を行い、胚の存続を確認します。
- 異常妊娠の可能性:子宮外妊娠(胚が子宮外に着床)や胞胚性妊娠(胎児の代わりに腫瘍ができる稀な状態)など、胚が存在しないにもかかわらずhCGが検出されるケースがあります。
次にすべきこと
妊娠検査が陽性なのに超音波で心拍が確認できない場合は、必ず医師の診察を受け、追加検査や再検査を受けることが重要です。医師は原因を特定し、適切な対応策を提案してくれます。
