帝王切開の傷跡と次回妊娠のリスクと対策
帝王切開の傷跡と次回妊娠のリスク
ほとんどの場合、帝王切開の傷は次の妊娠で開くことはありません。前回の手術でできた瘢痕組織は、妊娠や分娩時の圧力に耐えるだけの強度と弾力性があります。ただし、1%未満のごく稀なケースで瘢痕が裂ける(破裂する)リスクがあり、母体や胎児に深刻な合併症をもたらす可能性があります。
瘢痕破裂のリスクを高める要因
- 子宮破裂の既往歴
- 大きな胎児(巨大児)
- 多胎妊娠
- 早産の兆候
- 前置胎盤
- 胎盤早期剥離
前回帝王切開を経験した方が再び妊娠した場合、産科医は瘢痕の強度を慎重に評価し、リスクを最小限に抑えるために経過観察を行います。瘢痕が弱いと判断された場合は、再度帝王切開での分娩を勧められることがあります。
