口腔運動能力とは何か?
概要
口腔運動能力は、顔や口の筋肉の強さと柔軟性を指します。これらの筋肉が正常に働くことで、吸う・飲み込む・噛むといった日常的な動作が可能になります。特に子どもにとっては、口腔運動能力の発達が遅れると、食事や会話に支障が出るため、早期の支援が重要です。
関与する部位
顎、頬、軟口蓋、舌などが主に口腔運動に関わります。これらの部位が行うすべての動きが口腔運動能力の一部と考えられます。
主な機能
- 吸う、飲み込む、噛むといった基本的な動作
- 夜間に口を閉じてよだれを防止すること
- 発音の明瞭さに影響を与えること
発達の時期
胎児期の第3妊娠月から吸う能力が始まり、出生後は生後約8か月頃から噛む動作が見られるようになります。
遅れが見られる場合の特徴
- 食べ物に対して偏食的になる
- よだれが多い、むせる、歯ぎしりなどの症状が出やすい
支援方法
作業療法や言語療法が、口腔運動能力の低下が見られる子どもや大人に有効です。
