学齢期の子どもの標準的な身長と体重

子どもはそれぞれ異なる体型で成長しますが、近年の子どもの肥満問題への関心から、どの範囲が「普通」かを知りたくなるものです。「普通」は「平均」とは異なり、個々の遺伝や環境、栄養状態により幅広く変動します。

小学校年齢(5〜11歳)

幼稚園に入園する頃、子どもの身長は約40インチ(約101cm)、体重は約39〜41ポンド(約18〜19kg)です。男女ともにこの時期は平均値が似通っており、成長曲線上で一定のパーセンタイルに留まることが普通です。たとえば体重が70パーセンタイルであれば、身長は60〜80パーセンタイルの範囲にあるのが望ましいです。小学校卒業時には身長が約52インチ(約132cm)、体重は77〜79ポンド(約35〜36kg)になることが多いです。

中学校年齢(11〜13歳)

中学生になると、女子は男子よりも成長が速くなります。6年生(約11歳)では男女ともに身長は約52インチ(約132cm)で、体重差は2〜5ポンド(約1〜2kg)程度です。その後の6年間で性別による身長・体重の差が最大になります。平均的な女子は男子より約10ポンド(約4.5kg)重く、身長も最大5インチ(約13cm)高くなることがあります。パーセンタイルが30%(身長)と35%(体重)といったように、パーセンタイルが概ね一致していれば、身長が10インチ、体重が50ポンドの差があっても正常とみなせます。

高校年齢(14〜17歳)

高校1年生になると男子は女子に追いつき始めます。14〜15歳では男女ともに身長は最低でも63インチ(約160cm)以上、体重は最低でも105ポンド(約48kg)以上です。女子は15〜16歳で成長期のほぼ終わりに達し、身長は1インチ(約2.5cm)程度しか伸びません。一方、男子は食欲が増し、数インチの身長伸長と体重増加が見られます。17〜18歳の男子の標準的な身長は5フィート7インチ(約170cm)から6フィート(約183cm)で、体重は130〜150ポンド(約59〜68kg)です。女子はこの年齢で体重が10〜15ポンド(約4.5〜7kg)増えることは普通ですが、身長はほとんど変わりません。

子どもの適正身長・体重の見極め方

成長曲線は、子どもが同年齢の他の子どもと比べてどの位置にいるかを示すツールに過ぎません。重要なのは、個々の子どものパーセンタイルが年齢とともに安定しているかどうかです。出生後2年までは変動が大きいですが、2歳頃からは身長・体重のパーセンタイルが一定範囲に収まっているはずです。個人の正常パターンから外れる場合は、疾病や生活習慣の見直しが必要なサインです。

適正な身長・体重を促す方法

正常範囲は遺伝や環境に左右されますが、以下の生活習慣が子どもの健やかな成長を支えます。

  • 新鮮な果物・野菜を中心としたバランスの取れた食事
  • 全粒穀物、適切なタンパク質とカルシウムを自然食品から摂取
  • 加工食品や精製糖の過剰摂取を控える
  • 1日30分以上の身体活動を確保し、糖尿病などの生活習慣病予防に努める

これらを継続すれば、子どもは自身の遺伝的な身長・体重の範囲内で自然に成長します。

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