先天性水頭症とは何か
先天性水頭症とは
先天性水頭症は、出生時に脳内の脳脊髄液(CSF)が過剰にたまり、頭蓋が拡大する状態です。頭蓋骨がまだ柔らかく伸びやすいため、頭が大きくなることがあります。
主な原因
遺伝子異常、胎児期の感染症、母体の健康状態(例:糖尿病や高血圧)などが関与します。
症状
- 頭部が異常に大きい
- 頭囲の急速な増大
- 前頭部のくぼみ(フォントゥエラ)が膨らむ
- 目が下向きになる(サンセットアイ)
- けいれん
- 発達遅延
診断方法
超音波検査、CT、MRI などの画像診断で脳脊髄液の蓄積を確認します。
治療
主にシャント手術が行われます。シャントは余分なCSFを腹部など別の部位へ排出する小さなチューブです。成長に合わせて調整や交換が必要になることがあります。
予後
症状の重症度と治療開始のタイミングにより異なりますが、早期に診断・手術を受ければ、ほとんどの子どもが普通の生活を送ることが可能です。
