キリスト教系リハビリテーションセンターの概要と選び方

ニーズへの対応

薬物・アルコール依存は、日々多くの人々の生活を脅かす深刻な問題です。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、2010年時点で成人の52%が定期的にアルコールを摂取し、約7%がアルコール依存症と診断されています。アルコール関連疾患は年間23,199人の命を奪い、12歳以上の人口の8%が違法薬物を使用しているとされています。また、2006年の全国薬物乱用研究所(NIDA)のデータでは、薬物過剰摂取による救急受診件数は1,742,887件に上ります。

入院治療(レジデンシャル・プログラム)

薬物・アルコール依存のデトックスを提供する入院施設を選びましょう。医療スタッフが常駐し、身体的な状態を監視・治療します。入居者一人ひとりに合わせた個別治療計画が策定され、回復期には聖書の学びとその教えを日常生活に活かす指導が行われます。個別・グループカウンセリングに加え、教会での礼拝や祈りの会、聖書研究などのキリスト教的交わりが日課に組み込まれます。多くの施設では、社会復帰を支援するハーフウェイハウスも提供しています。滞在期間は28日から1年まで様々です。

例として、Teen Challenge(teenchallengeusa.com)は全米に200以上の入居施設を持ち、薬物・アルコール依存に苦しむ全世代を対象に12か月のプログラムを提供しています。創設者のデイブ・ウィルカソン牧師は、1958年に『十字架とスイッチブレード』の著者としても知られています。

外来治療(アウトパティエント・プログラム)

外来治療センターは、専門スタッフが個々のニーズに合わせたプランを作成します。多くの入院施設が外来サービスも提供しており、90日間の毎日通いから、患者の状況に応じた短期通院まで柔軟に対応します。12ステッププログラムをベースに、聖書の教えを重視した指導が行われます。食べ物依存や性依存、女性への身体的暴力といった問題にも対応する施設があります。例えば、ノースカロライナ州シャーロットのRedeemer's Recovery Ranch(christiandrugtreatmentcenter.org)は、女性専用の治療センターで外来サービスも提供し、学業や仕事と両立できるよう個別カウンセリングやグループセッションをスケジュールしています。

検討すべきポイント

治療施設は、慣れ親しんだ環境から離れるために遠方の施設を選ぶと、誘惑が減少し回復に有利です。カウンセリングは、受ける側が変化への意欲を持っているときに効果を発揮します。キリスト教系センターは、プログラムの指針に従う意思がある人を受け入れますが、信者である必要はありません。代わりに、聖書に基づくカウンセリングを受けることが前提となります。

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